ボルダリングワールドカップ観戦してきた
ジムレビューばかり書いてても飽きるので、先日行われた
ボルダリングワールドカップ八王子、準決～決勝についてレビューしていきます。
詳しい方はそもそも観戦していると思いますので、
それ以外の行ったことない方、また興味があまりない方向けに書いていきたいと思います。(私がそのパターンでした。)
物販が安い
会場の横にサブアリーナみたいな場所があるんですが、
そこで色々なメーカがボルダリンググッズを売りに来ています。
割引率は店舗次第ですが、今回はFIVETENを扱うキャラバンが激安でした。
アプローチシューズのガイドデニー￥17280がなんと￥7000で買えました…。
半額以下という大特価。これだけでチケット代￥4500の元がとれますねｗ
他にもクライミングシューズや、チョークバック等、下記メーカが売りに来てました。
・MUDHAND(渡辺夫妻直々に売りに来てました！)
・LA SPORTIVA スポルティバ
・Goldwin(THE NORTH FACE)
・Pamo
・eyecandy
・SOIL
・8BPLUS
・ADD FRICTION
色んなクライマーに出会える
あまり海外の選手はしらないのですが、
有名な日本人クライマーはほぼ集結していました。
波田さんや村井さん、小武芽生さんや中村真緒さん等の
有名クライマーに廊下で普通に会えましたｗ
スロベニアのイェルネイ・クルーダーさんとかもテクテク歩いているので、
クライマー好きの方にはそれだけでテンションあがります！
また会場には平山ユージさんの姿もあり、
壇上には楢﨑智亜さんや杉本怜さん、原田海さん等々、決勝に進んだ選手が見れました。(当たり前ですがｗ)
また色んなジムの常連さんや、岩場であった人など、久々に会う人達とも会えます。
憧れのインスタクライマーさんとも会えますｗ
なんだかんだ楽しい
私自身スポーツ観戦が苦手で野球やサッカーなどの試合観戦に行っても飽きてしまうことが多いのですが、
ボルダリングの観戦は違いました。
自分がやっていることもあると思いますが、
会場全体が選手を盛り上げようという雰囲気がとても素晴らしかったです。
選手が登れないときのガンバ、完投した時の一体感、会場全体がボルダリング好きなんだと感じられた空間でした。
ルールがよくわからない方も周りにちらほらいましたが、一緒になって盛り上がってくれてました。
なんだかんだ存分に楽しんで帰ってくることが出来ました。
出場選手やリザルトについて
下記から確認出来るようになります。
https://www.jma-climbing.org/competition/2018/bwc/climbers
6/4時点ではリザルトでてないため簡単にまとめました。
【男子】
1位 ガブリエーレ・モローニ Gabriele MORONI(イタリア)
2位 楢﨑 智亜 Tomoa NARASAKI(日本)
3位 杉本 怜 Rei SUGIMOTO(日本)
【女子】
1位 野口 啓代 Akiyo NOGUCHI(日本)
2位 野中 生萌 Miho NONAKA(日本)
3位 エカテリーナ・キプリーアノワ Ekaterina KIPRIIANOVA(ロシア)
決勝の感想ですがぜひyoutube等で見てみてほしいです。
男子はラストの課題まで各選手1完投しかなく、誰が優勝してもおかしくない状況で
楢﨑智亜さんがオンサイトをかまし1位に！
その後1完投だったガブリエーレさんが再度オンサイトで巻き返し優勝！
逆転からの大逆転で大盛り上がりでした。
女子は野口啓代さんと野中生萌さんがラストの課題まで2完投で拮抗しており、
ラストの課題で野中生萌さんが完投し、2トライ以内で登らないと優勝できない場面で
野口啓代さんが見事オンサイトし優勝を飾りました。
男子女子ともにとても盛り上がった試合となりました。
つらつら書きましたが、￥4500だしてボルダリングワールドカップ見に行く価値は十分あります！
今回初めて行ってみて次回もまた行こうと思いました。
ただ挟間駅は遠いのでそこだけがネックですねｗ
【ボルダリングジム】スポドリ
水道橋の東京ドームに隣接しているスポドリという施設の一部に
ボルダリングできる壁があります。ボルダリング専用の場所ではなく、
後ろにバッティングセンターやシミュレーションゴルフがあり、
打球音を感じながら登れる珍しいジムですｗ
■グレード感
通常より0.5グレード位辛いイメージです。
カジマルさんや村井隆一さんがセッターすることもあり、
施設の一部とは裏腹に、気合が入った課題があったりします。
■広さ
85°～135°までの8段階の壁があります。
ただ前述の通り、スポドリという施設の一部なので広さは全然ないです。
常連はストレッチとかどうやっているんだろう。。
■壁特徴
ホールドが割と滑ります。初心者が多いのか、あまりブラッシングがされていません。。
そのため掴みづらいイメージがあります。登る前にブラッシングをおすすめします。
■綺麗さ
空間自体は広く、粉チョークが使えないため空気が綺麗です。
■物販等
物販はほぼないと考えてもらっていいです。
■客層
初心者から中級者が多いイメージ。
ですがムーンボードに張り付いている一部の常連さんは激ツヨです。
■周辺施設
かつ吉のとんかつがおいしいです。ただ時間帯によってはめっちゃ混んでます。
https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13003524/
ちょっと歩いて神保町のボンディに行くとおいしい欧風カレーが食べれます。
じゃがいもが食べ放題ですが、食べ過ぎるとカレーがおいしく頂けなくなりますｗ
https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13000439/
ボンディが混んでいたらガヴィアルもおすすめ。こちらも欧風カレーです。
https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13000358/
■その他
少し記載しましたが、粉チョークが禁止されているため液チョークを必ず持って行ってください。
液チョークを忘れると、よくわからんミニ液チョークを買わされるので注意。
あとはムーンボードがあるのでゴリゴリ鍛えることも出来ます。
■まとめ
ちょっとボルダリング初めてみたい、めずらしいジムに行きたいと
考えている方におすすめ。
私はバッティングセンターの並び列の方々に見られながら登るのは
苦手だったので、そういう方にはおすすめ出来ないと思いますｗ
■ジムURL
【ボルダリングジム】underground (アンダーグラウンド：通称アングラ)
猛者が集うジム、そんなイメージです。
名前の通り地下にあり、カウンター周りはアングラ感があります。
課題は辛く、その辺を歩いている方がめっちゃ強かったりしますｗ
■最寄り駅
JR十条駅 徒歩10分弱
■グレード感
通常より1.0グレードほど辛いイメージ。
とりあえずアップで4級とか言ってたら普通に落ちます。
3級とかめっちゃ辛いです。
なんだろう…このジム来ると全然フィジカルが足りない気がしてきます。
■広さ
課題がある壁の広さはちょい狭め。ノボロック渋谷の左側くらいです。
あとは筋トレ出来る場所や休憩室(素晴らしい)があります。
■壁特徴
壁に特徴はそこまでない気がします。通常ですｗ
■綺麗さ
こちらも普通です。地下なので粉は少し溜まっているかも。
■物販等
こちらも物販は可もなく不可もなく。
おしゃれなTシャツが売っててたまに買いそうになります。
■客層
大体強者ですね。笑
アングラに通っている人はみんな強いです。
初心者とかここ来たらどう感じるんだろうか…。
■周辺施設
すみません、十条は詳しくなく。。
池袋にもある楊があったのでこちらをおすすめします。
https://tabelog.com/tokyo/A1323/A132304/13022461/
■その他
休憩室の居心地が神です。笑
店長さんの意向なのか友達の部屋みたいな感じで漫画が読めます。
この前行ったときは着替え終わってから小一時間漫画読んでました。
■まとめ
地下にひしめく猛者とセッション出来るいいジムです。
強さを求めるには最適ですね。
■ジムURL
【ボルダリングジム】Fish and Bird 東陽町 (フィッシュアンドバード東陽町)
ひっそりと強者が集まるジム、フィッシュアンドバード東陽町です。
おしゃれなカフェかと思うような外観。陽気な店員＆常連。そして辛い課題！ｗ
素晴らしいジムですね。
■最寄り駅
メトロ東陽町駅 徒歩10分弱
■グレード感
辛めです。通常より0.5～1.0グレード辛いです。
ただ面白い課題、強くなれる課題が多いです。
■広さ
広さは普通くらい。
壁が曲線なので数え辛いのですが1フロア5～6壁×2フロアです。
受付にはいい感じのイスがあり、まったりできます。
■壁特徴
木の壁なのでフリクションはあまりないです。
2階はだいぶパワーを要求されます。強者が「ツァッ！！」とかよくわからない声をあげているイメージ。
1階はいやらしいスラブや、大ランジする課題など、個性的な課題が多いです。(良い意味ですｗ)
■綺麗さ
リノベーションしたカフェみたいな綺麗さです。
ただ床は粉が多いので、帰りは足洗った方がいいです。
■物販等
物販は可もなく不可もなく。FishのTシャツがおしゃれです。
■客層
2階に入り浸っている常連はごりごりのクライマーが多いですｗ
1階にはキッズや普通(？)の方がいたりして、初心者から上級者まで楽しめるジムとなっています。
■周辺施設
そういえば東陽町でご飯食べたことないですね。。
イースト21という商業施設があるので、そこのバーキンを食べましょう。
■その他
2階奥にかなりきつめのキャンパボードがあり、だいぶ鍛えられます。
たぶんアイシングがないですね。。
あとなぜか広めの庭があります。
■まとめ
通ったら確実に強くなります。
杉本怜さん、ジャンボさんを目標に頑張れるジムです。
また店員さん、セッターさんが陽気でとても面白いです。
初心者の方も気楽に行けるいいジムだと思います。
アニバーサリーコンペやビアコンペ等、コンペも盛んにやっているので
参加すると楽しめると思います！
■ジムURL
【ボルダリングジム】PUMP荻窪店 (荻パン)
日本一強いクライマーが集まるジムと言っても過言ではない荻パン。
コンペ壁や、高さと傾斜があるロックランズ壁など
いろいろな課題があり楽しめます！
■最寄り駅
JR荻窪駅 徒歩1分
■グレード感
辛いです。ただただ辛い。そして面白い。
単純に保持力もいりますし、ムーブも要求されます。
体感も必要ですし、高さ核心もあります。
つまり全部必要ですｗ
■広さ
ビルの1フロアぶち抜きのジムですがだいぶ広いです。
休憩スペースや、ダメになるクッション等で休めたりするので
ゆったりと使えます。ロッカーの多さは異常。
■壁特徴
つるつるの壁からごつごつの壁まで、様々な種類の壁があります。
それによって課題の難易度が変わったりして、壁ってこんなに重要なんだ…と再認識させられます。
■綺麗さ
新しいので施設は綺麗です。
休憩スペースも綺麗ですし、床も草が生えてて粉とか舞ってなくいい感じです。
■物販等
シューズが大量にあります。
何かシューズ買いたいならここに行くべし。だいたいあります。
Tシャツやら何やらも色々あるので、買い物だけ来る人もいます。
■客層
基本的に強いです。日本代表レベルがいることもしばしば。
内観はおしゃれなジムですが、課題がほぼガチなため
初心者の方はちょっと登れる課題が少ないかもしれません。
5級以上は登れると楽しくなるかも。(そもそも5級が他のジムより辛いですｗ)
■周辺施設
カレー好きなら吉田カレーがおすすめ。
私はここのカレーが日本一おいしいと思っています。
キーマ納豆トッピングがおすすめ。
https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131906/13132405/
もつ鍋好きならもつ吉はおいしいです。
https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131906/13117193/
登る前の腹ごしらえにはえだおねでパンを。
https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131906/13161794/
■その他
思いつく施設は全部あります。
キャンパボードがないくらいですね。
■まとめ
強くなる、楽しめる、両方が一緒に出来るジムだと思います。
ただ辛いので心が折れることも。笑
物販もあるし、課題も豊富でとてもおすすめジムです！
■ジムURL
【ボルダリングジム】NOBOROCK渋谷店 (ノボロック渋谷)
最近どんどん勢力を拡大しているNOBOROCKの渋谷店です。
魅力として課題がおもしろい、課題が変わるペースが早い、値段が安い
といった点が挙げられます。
女性割引等もあるので、初心者の女性の方には特におすすめです。
■最寄り駅
渋谷駅 徒歩9分くらい
■グレード感
ノボロック自体割と甘目ですが、渋谷はだいぶ甘いです。
0.5～1.0グレードぐらい甘い課題が多いです。
ただ同グレード内に四天王みたい課題があり、
そいつらは通常グレードより難しかったりします。笑
ですがトータルでは甘目ですので、
いつもより1グレード上の課題等も登れたりするのが特徴です。
■広さ
ざっくり5級までの壁と、5級からの壁でウォールが分かれており、
そこまで広くないもののゆったりとした感じがします。
休憩スペースが割と広く設けられており、ストレッチ出来るのが素晴らしいです。
■壁特徴
ホールド自体は良く、ムーブが出来ればOK！みたいな課題が多く
気持ちよく登れます。
スラブ、垂壁、強傾斜があり、垂壁～少し傾斜した壁が多めです。
■綺麗さ
新しいので施設自体綺麗です。
休憩スペースも綺麗なのでゴロゴロしてる人とかもいますｗ
居心地は最高レベルです。
■物販等
靴等は売ってなく、チョークやテーピング位です。
ただノボロックTシャツはやけに多いですｗ
■客層
初心者～中級者が多いイメージです。
特に若い初心者がいっぱいいます。
ただ壁が分かれているので、中級者以上の人は
初心者と被らず割と快適です。
初心者の方も安心して登れます。
■周辺施設
渋谷は大量にお店がありますが、大体混んでます。。
飲みなら桜ヶ丘 椿堂がおすすめ。
https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13017840/
あとは麺屋武蔵 武骨外伝ですね。ここはうまい。
https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13030753/
■その他
自販もありますし、足洗い場もあります。
ただアイシングがないのが欠点です。。
■まとめ
気持ちよく登れてかわいい子が多い、そんなジムです。笑
課題も今風なコーディネーション系や、激ムズスラブ、
がっつり傾斜系とそろっており、登っていて楽しいです。
何より課題が一か月半周期で全部変わるので、
通いすぎない限り飽きることがあまりないです。
あとやっぱり安いですねｗ
■ジムURL
【ボルダリングジム】Base Camp Tokyo (ベースキャンプ東京：通称ベーキャン)
ベースキャンプの小竹向原店です。
東京に住んでいる方は入間店よりこちらのが行きやすいですね。
伝説のクライマー平山ユージさんのジムです。
■最寄り駅
メトロ小竹向原駅 徒歩4分
■グレード感
標準からちょっと辛いかな位です。
2級から急に辛くなったり、稀にお買い得な初段があったり。
トータルでいい感じのグレード感です。
■広さ
1Fがウォール、二階が更衣室と休憩スペースになっており、
十分な広さがあります。
休憩スペースではストレッチ等も出来るのでおすすめです。
■壁特徴
スラブから強傾斜まで一通りそろっており、
様々な特徴の課題があります。
体感ですが、ベーキャンは他のジムに比べて偏りがないというか
色んなムーブが試されるジムと感じます。
■綺麗さ
割と新しいので施設は綺麗です。
粉が舞っていることもないですし、休憩室等も綺麗です。
ホールドも粉とかあまり溜まってないイメージ。
■物販等
小さいながらシューズからチョークまで色々そろっています。
私はここでADD FRICTIONを教えてもらいました。
■客層
初心者から上級者まで幅広くいます。
そして常連の強度が高い！
かといって初心者も楽しめる課題も多いので
猛者だけでもなく、万人が楽しめるジムです。
■周辺施設
残念ながら夜ご飯は食べる所ないです。
おとなしく池袋まで出て、楊で汁なし担々麺を食べましょう。
お昼や休憩はクリオロでケーキかパンがおすすめ。
■その他
自販もありますし、足洗い場もあります。
夏場はちょっとだけ熱いのが欠点です。
■まとめ
トータルですごい良いジムだと思います。
ちゃんとムーブを考えさせられる課題が多いです。
一方でパワーや柔軟で解決する課題等もありやりごたえがあります。
店長もイケメンです。
■ジムURL
